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注意したい「延べ床面積」と「施工面積」の違いとは

2018.05.10

ちょっとした文言の違いが価格の大きな勘違いとなることが多い不動産用語。「数字のマジックでは?」と思えるようなケースも多々あるので注意したいものです。そこで今回は「延べ床面積」と「施工面積」についてお話しましょう。

「延べ床面積」とは

建築基準法に基づき建物各階の床面積を合計した面積の事。床のない吹き抜け部分やバルコニーの先端から2ⅿまでの部分は含まないなど基準があります。建築確認申請や登記をする際にはこの「延べ床面積」が公称の面積となり、売却の際も当然、登記されている「延べ床面積」が基となります。

「施工面積」とは

こちらは法的用語や公称ではなく、特に決まった基準もないため、住宅会社により算出方法は異なります。バルコニーや吹き抜け、玄関ポーチやロフトなど実際に施工した面積をもとに算出され、「延べ床面積」には含まれない部分を算入することも多いのです。そのため、仮に同じ「家」で面積を比べてみると、ほとんどの場合「施工面積」が「延べ床面積」より広くなります。似た言葉ではありますが「延べ床面積」=「施工面積」ではないということを覚えておきましょう。

「坪単価」とは

「延べ床面積」や「施工面積」に関連して特に気を付けたいのが「坪単価」です。「坪単価」とは建築費の総額を建坪で割ったもので、住宅を建てる際の参考に用いられます。「坪単価」にはそれを計算するための明確な定義がないため、それぞれの住宅会社がそれぞれの基準で「坪単価」を出しています。よって割るための建坪を「延べ床面積」にするのか「施工面積」にするのかで「坪単価」の金額は大きく変わってくるのです。当然、同じ家でも割る面積の多い「施工面積」の方が安く表示することができます。少しでも安くみせるために「施工面積」を用いた「坪単価」には注意しましょう。

気を付けたい「坪単価」のトリック

このような「坪単価」のトリックは雑誌、チラシ、インターネットなど様々な広告で使用されており「坪単価」の注意書きに「施工面積で坪単価を算出」と書かれているのをよく目にします。住宅購入や建設をお考えの方は「坪単価」の金額だけを安易に比較することはやめましょう。必ず「坪単価」が「延べ床面積」か「施工面積」のどちらで算出されているのか確認しましょう。見せかけの「坪単価」には充分注意することが大切です。

※大成住宅では住宅購入の入り口の目安でもある「坪単価」を「延べ床面積」で算出しています。建てる方の要望をしっかりとカタチにできる家づくり、誠実な家づくりを行っています。

間取り図より
「延べ床面積」=45
「施工面積」=61

★「坪単価」=「建築工事金額」÷「延べ床面積」…坪単価が高くなる
★「坪単価」=「建築工事金額」÷「施工面積」 …坪単価を安く見せられる

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