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「不動産の相続」あれこれ

2016.12.15

■建物は分けられないよう!家って、どうやって相続したらいいの?

相続人が複数いる場合の相続で困るのが、家などの建築物をどう分けるか、です。

たとえば、相続人全員の「共有」にする、という手があります。三人相続人がいるなら、それぞれ2分の1、4分の1、4分の1といった具合に持分を定めて登記するわけです。しかし、以後の手続きは複雑になりますし、要はデリケートな問題を棚上げにしただけのことで、優れたやり方とは言えないのではないでしょうか。

相続人みんなが納得できる、最もシンプルな家の分け方は、思い切って現金化してしまうことです。つまり、一旦相続登記しておいて直ちに家を売り、その代金を分けるのです。これはまずまず公平な相続と言えましょう。

売り出しの際には当社のような不動産業者がお役に立ちます。私たちは売りたい物件をお預かりして買い手を探す「媒介(仲介)」という仕事が得意です。また、当社は即金での買い取りも行っていますので、そうしたご相談にも応じます。

しかし、仲介でお預かりしても、なかなか買い手が見つからないことがあります。
相続される家は歴史を刻んでいます。建物の傷み、設備の劣化は避け得ませんし、運悪く天災やシロアリの被害に遭うこともあります。明らかに状態が良くない家はお客様に「買いたい」とは思ってもらえないのです。
思い出が詰まった家も、売るとなれば商品です。できるだけ磨き上げて、買い手の心をつかむパッケージに仕上げておかねばなりません。相続を手早く片付けるには、競争を勝ち抜くための商品戦略、工夫が必要なのです。

定期的に点検・リフォームして建物・設備の若返りを図っていれば、築年は古くても家は十分に魅力的な商品になります。堂々と、そのままお売りになれば良いでしょう。
しかし、もはや長くは住めない、限界が見えた家の場合はそうはいきません。取り壊して、サラの土地として売るのが賢いやり方です。
実のところそのような家はあってもなくても、不動産全体の価値評価は変わりません。それならばいっそ建物を取り除いて、土地の魅力を十全にアピールした方が得策です。家の劣化は簡単には戻せませんが、土地は歳をとりません。更地にするたびに、いつでも生まれたての状態に戻るのです。

とはいえ、メンテナンスやお掃除で、家の加齢は遅らせられます。日々の手の掛け方次第で住宅の価値は高くも低くもなる、ということを、改めて申し述べておきたいと思います。

相続には他にもいろいろな手法があります。
不動産の相続でお困りになられたときは、どうぞお気軽に当社までご相談下さい。

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